指揮者の費用対効果

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プロオーケストラの経費って謎ですよね。
僕も所属していたにもかかわらず、わかりません。

なので今回は憶測で書いてみることにします。


指揮者の1回当たりの出演料

[年齢] x [万]と言われてます。
もちろん日本国内のプロオケでの話です。
これにはいろんな条件があるのですが細かいことはググってください。

これとか。
https://kyuryobank.com/geino/conductor.html

さて、指揮者には大きくこんな役割があると考えます。

  1. オーケストラをまとめる
  2. 知名度による集客
  3. MC


オーケストラをまとめる

いわずもがな、あたりまえやがな。
プロの演奏家集団をまとめるのです。
それ相応の能力を求めるので経験の浅い指揮者はオケのリハーサル時間を浪費させるだけ。
無駄な練習を避け、効率よくまとめ、個性を端的に表現していただきたい。

指揮者によっては若手が2日のリハを必要とする公演でも
1日のリハで済ますことができる人もいます。

「オーケストラを1日動かさなくていい」ってどういうことかわかります?
40名ほどの演奏家を1日雇わなくていいっていいことなんです。
それだけで単純に40万の差が出るな。

音楽へのアプローチの差、パフォーマンス性はオケの評価にもつながりますから
有能な指揮者の起用はオケとしては商売する上で必須でしょう。

ちなみに有能なコンマスを立てるのも超大事ですね。
リハーサルの効率を上げて質を高くするためです。
日本の最高峰のコンクールに入賞歴があっても、オケに慣れてない奏者だとかえって邪魔に感じます。

いかに素早く
いかに芸術的に

オーケストラを作れるかどうかが、勝負だと思います。


知名度?

知名度は集客に影響するので、有名な指揮者を呼んだほうがオケとしてはいいことです。
しかし、有名な指揮者の給料は超高額です。

例えば定期演奏会で1公演の謝礼が100万円の指揮者を呼ぶとします。

ホールは600人キャパ。
チケットは5000円。

観客動員数が謝礼50万の方に比べて100人お客が増えたとします。

すると100x5000=0万円の収入アップです。
これでトントン、謝礼の増えた分はチケット収入で賄えます。

・・・

100人、増えますかね?
感覚的には動員数にそこまでの差はできないような気がするんです。
指揮者の収入は年齢や実績に放物線的に上がるので、
採算は合いにくいんじゃないかなと。


MC

まあこれは、下手でもいいでしょ。
うまいとファンができていいけど。
何とも言えない。

色々考えれるけど、付加価値ですよね。


というわけで、

有名で能力の高い指揮者を起用する目的は

効率アップと音楽性アップ。

今日はちょっとしたつぶやきでした。

おしまい。

最後までお読みいただきありがとうございます!
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