クラと非クラ① 両者の違い

クラシックと非クラシックね。

最近SNSで知り合った方に
涙が出るような嬉しいコメントをいただきました。


クラシックは難しい。

楽譜に書いてあることで、当時の最新の演奏技術と作曲家のいうことにエネルギーを注ぎつつ、ポップスで言うグルーブ感やアンサンブル感を保たなければならない。
超難しいアドリブもすべて楽譜に書いてある。
ポップスの楽譜も当然こまかく書いてあるが、表記通りのアーティキュレーションを守ってもポップスにはならない。
感覚だけで弾くと世間に冷たくされる恐ろしさ。

ポップスは難しい。

あまりにも単純な音の配列から一見ものすごく簡単なのだが、
そのまま正確に弾くとダサい場合が多い。
一体全体何をやれば格好良くなるのか、
具体的には誰も教えてくれない。
教えてくれてもわからない。
クラシックの音作りと発音の仕方やリズムのとらえ方が根本的にポップス違うため、音作りは困難を極める。



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みんなクラシックがスタートなんだよ

日本のヴァイオリンは、ほぼ100%クラシックの先生につくというのがスタート地点だ。
厳しいレッスンの日々で培うのは、

高度な演奏技術
作曲家の無茶な要求に応えるため。
絶対音感
ヴァイオリンを弾く上で技術の自己管理術。
楽典
楽譜を読むため。

なんだか兵隊を要請するための教育のような感じにも思いませんか?

ですので世にあふれるほとんどのクラシック奏者は
自分があるというより、
楽譜、作曲家の奴隷のように感じます
(ちょっと極端な言い方ですが)

ついでに言うと先生のコピーですね。
伝統音楽です。

クラシック奏者はポップスを弾けない?

弾けます。
彼らは楽譜さえ与えれば何でも弾きこなします。
楽譜通りに弾きます。

ただ、雑音を弾けません。
いやらしいエロティックなポルタメントもできません。
お酒を飲みながら弾けません。
音程技術のブレは第一禁止事項です。

アドリブというのは変奏曲を意味し、
アドリブは楽譜を書けば弾けます。

音色がきれいです。
汚い音に対して美しさを見出すことができません。

ポップスの独特のリズムに対してすこぶる音痴です。
アイリッシュとかジャズとか弾かせると変な感じになります。
アイリッシュは単なる練習曲の感じになり
ジャズは3連符を取り入れた日本音頭になります。

彼らは自分たちの得意不得意はよくわかっていても、楽譜があれば弾いてしまう人種です。

僕も一昔前はアイリッシュっぽく出来なかった。

葉加瀬太郎氏のアルバムに感化されて弦楽四重奏にアレンジしたアイルランド民謡メドレー
確か2010年ころの演奏
アレンジ・Vnソロ:松本一策


クラシックの方がポップスを弾いて
1番しっくり来るのはタンゴですね。

タンゴ ポル・ウナ・カベーサ
アレンジ:ジョン・ウィリアムズ
ヴァイオリン:松本一策




ポップスは大体はその反対です

僕は葉加瀬太郎さんにあこがれた時期があります。
ちょうど2000年あたり。
情熱大陸とかが流行りだしたあたりですかね

そのあたりからポップスを弾こうと楽譜を書いたり
MIDIについて少しかじったりしてました。

今ではポップスのほうが演奏機会が多く
演奏スタイルもそちらに傾倒しているきらいがあります。

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クラと非クラのハイブリッド

ポップスのコンサートをした後クラシックの仕事をすると、
一時期よくクラシックの奏者に言われた言葉があるんです。

「それってモーツァルトの音じゃないよ」
「そこちょっと雑すぎじゃない?」
「ちゃんと楽譜を見て弾いてよ」

悔しいけど、確かにその通りです。
なので言われるたびに意識して技術の見直しをします。

それを何度も何度もやっているので
ある程度使い分けができます。

奥さんがコテコテのクラシック奏者(元オケの同僚)なので
ここはほんと助かってます。

生半可な気持ちでポップスをやらないほうがいい

自分を常に冷静に見てくれる同業者がいればいいですが
自分だけで技術を管理するのはかなり難しく感じます。

ポップスに完全にはまると、
クラシックの人と仕事ができなくなります。

東京だったらいいと思いますが
ここ愛知県ではポップスヴァイオリンに対する評価は
まだまだ低く感じます。

クラと非クラ、面白い。

このテーマ、自分で前から意識していたのですが
人に言われて可能性を確信しました。

また実例を交えて書ければいいなと思います。

でわ。

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