1980

クラシック大好きな父と絵を描くことが好きな母の間で松本家長男として埼玉県に生まれました。両親とも音楽を演奏することはほとんどできませんが、父はCDなどの販売の仕事に携わっていました。名付け親は父。僕の名前が変わっていると周りからよく言われます。父親曰く、「一策」は「窮余の一策」という言葉から取ったそうです。転勤族でしたのですぐに広島 ⇒ 金沢と移り住んだ４歳のころ、親に「ヴァイオリンを習いたい」と言ったらしく、ヴァイオリンの教室は才能教育というところに通い始めました。さすがに当時の記憶はあまりないのですが、楽しいレッスンを受けていた感覚があります(^^)

1986

ほどなくして大阪の田舎町に引っ越し。
家の近所でカブトムシ、カマキリなどを昆虫採集したり、サッカーしたり、友達の家にファミコン（TVゲーム）をしにいったり、少し悪さをしたり。ヴァイオリンを習っている以外はごく普通の少年だったと思います。ヴァイオリンも先生に恵まれ（奥田章子先生）「子供のためのコンクール～in 京都～」で金賞を毎年（３度）とっていました。このころはまじめだったのかな・・・。
年号が「平成」になったのはこのころですね。

1990

大阪で3年過ごしたのち、名古屋へ引っ越し。市内の西山小学校に転校しました。小学校は３校目です（笑）このとき小学校５年生。名古屋で有名な先生（佐々木はるる先生）を紹介してもらい、本格的な曲を習い始めました。相変わらずそこら中を駆け回る少年だったので、練習よりも「鬼ごっこ」や「TVゲーム（スクエア・カプコン系）」に夢中。父親の影響で釣りに行ったり、好きなことも増えてきました。

神丘中学校に進学し「サッカー部」入ったのですが、成績不振（内申点はとてもじゃないけど言えません・・・）のため母親に「勉強」「遊び」「ヴァイオリン」のどれか１つにしなさいと言われ、「サッカー」と「ヴァイオリン」を辞めました。今を思えばこの時にヴァイオリンを手放さなければ違った人生だったのかなぁ

1997

高校受験は高望みしすぎて失敗。唯一合格した東邦高等学校へ進学しました。勉強のために辞めた（？）サッカーとヴァイオリンはなんだったのでしょうか？入学して間もなく「わが校の特進クラスの人数が定員に達していません。希望者はいませんか？」と言う応募がありました。希望者が少なかったようですんなり入れましたが、今を思えば審査のないラッキーな応募です（笑）理数コースで勉学にいそしむ傍ら、またテレビゲームをしたり学園祭で盛り上がったり友達とサッカーをしたり。（部活には入っていません）
勉強に打ち込み、何とかかろうじて信州大学の理学部物理科学科に合格しました。

1999

東京理科などにも受かっていましたが私立は学費が高いので断念。信州大学理学部物理科学科に入学を決めました。大学に入るとサークルの勧誘が激しく、誘導されるままにオーケストラに入りました。これが人生の転機だったようです。学業もほどほどに、オーケストラや自身の遅れた技術を磨くことに一生懸命。コンサートマスターなども経験し、アマチュアなりにオケやソロ・室内楽を仲間と楽しみました。CDも買いあさり、パールマン・クレーめるにあこがれを持つように。ポップスも好きになり当時は葉加瀬太郎などの楽譜がなかったので遊びでアレンジにも挑戦！サークル活動も音楽を中心に楽しみ、チャイコフスキー、ブラームスの協奏曲や室内アンサンブルの曲を弾けるようになりたいと躍起になって練習していたのが次第と次の目標に。

2001

就職を考えるようになり、ヴァイオリンを勉強してみようと一念発起して大学の教育学部でヴァイオリンを教えていた大図美智恵先生に何度かレッスンを受け、目標である愛知県立芸術大学の進藤義武先生に紹介いただき、何度か愛知へレッスンを受けに行きました。レッスン費用・入学費用は家庭教師のバイトで貯めて何とか！音楽高校から進学してくる若い人たちと戦うので、ものすごく心配だったのは覚えてます・・・。

2003

愛知県立芸術大学に合格。ピアノと楽典・ソルフェージュはほぼ独学。どちらも半年～１年くらいしか勉強していませんが、結局音大なんてものはある程度ヴァイオリンが弾ければ他の能力はいらないということですね（苦笑）大学に入ってからも副科でピアノを習っていましたが、あまりの下手さに先生に呆れられました・・・（バイエル初級レベルです）

そして、なんとか信州大学を卒業（笑）たしか専攻は素粒子宇宙物理学。最後は受験練習にかまけてあんまり勉強できませんでした。いまでは素粒子の「そ」の字もわかりません。。。

• 楽器を買うために休日は結婚式の仕事に明け暮れる
• 愛知知県立芸術大学管弦楽団のコンサートマスターを務める
• フランス音楽コンクールに入賞
• 小淵沢室内楽セミナーを受講
• ドイツカンマーゾリスデンのセミナーを受講
• 学内オーディション・試験により室内楽の最優秀グループとしてコンサートに選抜される
• 弦楽合奏団のソリストを務める
• 卒業演奏会に出演 Brahms:Violin Concert in D
• 弦楽四重奏にてリサイタルを行う Ravel&Debusy:String Quartet
• 2006年3月卒業
• 同大学研究科に入学。

• 愛知県立芸術大学研究科中途退学。
• 自主企画のコンサートに挑戦を始める
• 津フィルハーモニー管弦楽団トレーナー[2007～2012]
• 豊田フィルハーモニー管弦楽団トレーナー（弦楽）[2009～]
• 尺八奏者：野村峰山と共演・レコーディングに参加
• セントラル愛知交響楽団の公演に用いる楽曲のオーケストラアレンジを多数担当
  文化庁学校公演（校歌20曲以上）、器楽アレンジやVocal 今陽子や下垣真希などのバックオーケストラのアレンジャーを務める
• 楽団員メンバーで１３９カルテットを結成
  VN 松本一策、中川香、VA 為貝香織、CB 榊原利修
  自らアレンジャーを務め、既存の楽曲をオリジナル性を高めて演奏
  高い技術とパフォーマンス性で好評を博す

• 女声合唱団コールＡＩと共演
• L'Arc〜en〜Cielの20周年記念ライブツアーに参加
• 名古屋芸術大学管弦楽団の公演の楽曲アレンジを担当
• 悠情楽団の結成10周年記念コンサートにセカンドフィドルとして参加[2012]
  以後、本格的にこのグループでコンサートを行うことになる
• 女声合唱団コールNANZANとソリストとして共演
• MidlandSquare音楽祭にて２曲の協奏曲のアレンジ、コンサートマスターという大役を務める。
• ユニット「NewTones」を結成
• 河村たかし名古屋市長主催の野外コンサートに出演
• 多治見市少年少女合唱団クリスマスチャリティーコンサートにてミュージカル「ライオンキング」のコンサートマスターを務める

• 尺八奏者 祖父江弘明氏と共演
• ミッドランドスクエア音楽祭にて弦楽オーケストラのコンサートマスターを務める
• ウィーン岐阜交響楽団のコンサートマスターを務める
• 名響コーラス・スペシャルコンサートにてコンサートマスターを務める
• フィドラー功刀丈弘氏と共演
• RICO(p)とジャズライブ共演。ソロでは初
• 山田亮(p)とライブ
• 名古屋フィルハーモニー交響楽団よりアレンジを依頼される
• 一般社団法人セントラル愛知交響楽団を退団[2014.9]
• 悠情楽団のレコーディングに参加
• 【TSUNAMI VIOLIN～千の音色でつなぐ絆】プロジェクトに参加
• ブルーノート名古屋にてライブを行う[悠情楽団]
• 髙橋早紀子(p)とデュオライブ、バルトークコンサートを行う
• アンサンブル・セラ（多治見少年少女合唱団オーケストラ）コンサートマスターとして活動
• 名古屋室内管弦楽団コンサートマスターとして客演
• 愛知室内オーケストラコンサートマスターとして客演
• セントラル愛知交響楽団コンサートマスターとして客演