2017.03.31
カテゴリ:改造
高級ヴァイオリンケース【GEWA IDEA 1.8】に底足を取り付けたぞ。カーボン素材100%だけど意外に簡単に穴をあけることができる。
ヴァイオリンのケースって床に置くために必ずゴム足がついているんですが、縦置き用のゴム足は海外製にはついていないことも多いらしいです。
YAMAHAさんのカタログの切れ端より
こんな素敵な感じで置くと底の部分にゴムがないと汚れたり傷がついてしまいます。
そんな問題を抱えたとある同業者の乙女が私のもとを訪ねてくれました。
依頼はもちろん、
ヴァイオリンケースの底にゴム足をつけてほしい、とのこと。
もちろん断るわけにはいきません!
問題なのはケース
なんと20万円くらいするカーボン(炭素繊維)100%のケース。
高級ヴァイオリンケース【GEWA IDEA 1.8】
穴をあけるのは・・・ここか。
簡単な設計図をば。伝われ。こんなかんじだ。
ホームセンターよりゴム足を購入。
あとボルトとナットはうちにあるものを使います。
穴をあける
普通の錐(きり)でトライ。難なくあけることができました。
ちょこっと鑢(やすり)で穴の周りをきれいにします。
ゴムを削る
ケースの真ん中の枠が邪魔なので少し削ります。
カッターで簡単に切れます。
ちょっと頑丈の奴のほうがいいかな。
僕は昔の失敗を教訓に、普段の工作にはチタン製とか書いてあるものを使ってます。ちょっと高い。800円くらい?
これを使うとこうなる。
取り付ける
あとはボルト、ナット、ワッシャーを使って付けるだけ。
だいたい横3mmx縦10mmくらいが良いです。
装飾する
内側がボルト丸見えなので手芸センターで貼り付け用のフェルトを用意しました。
完成!
こんな僕でよければ、改造依頼受付ます
5000円くらいでやってる楽器店もあるそうです。
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