クラと非クラ③ 運命のスタート

運命の第1楽章のスタート

注)ベートーヴェン作曲だよ。画像の説明

ついこないだコンマスを担当して
運命の冒頭を弾いたので、思い出しました。

これがどう特殊かどうか、
音楽やる人ならわかると思うんですが。


楽譜はこちら↓

画像の説明

何が問題かというと、

50人くらいの人間を一斉にスタートさせるのに
どうやってスタートするかということなんです。

ピアノで一人で弾くなら何の問題もないです。

ポップスみたいにカウントを取って

「ワン」「ツー」「スリー」

じゃじゃじゃじゃーん



だと楽なんですが。

クラシックの威厳がない。(なんだ威厳って?)

想像にお任せしますが、
指揮者が2回空振りしてからスタートするのも
ものすごーく格好悪いんです。

つまり予備拍がない状態で
振り下ろしでスタートすることになります。

たいがい、この曲を初めて弾く人間はついてこれません。
おそらく、奏者全員、指揮者とコンマスを見て

なんとなく弾いてます。



そういう阿吽(あうん)の呼吸はクラシック特有かなと思います。

ポップスはクラシックに比べて合わせやすいです

でも「ふっ」とクラシックモードになると
阿吽の呼吸ってやつが邪魔でポップスでミスしますね。

最後までお読みいただきありがとうございます!
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