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ポップス奏者もそうですが、
ことクラシックの奏者はMCがめっちゃ下手です。
僕は今37歳ですが、芸術大学を卒業した26歳の時
今よりさらにひどかったのを覚えています。
楽しいMCができるとファンもできやすいのですが
そうそうひと筋縄ではいきません。
と、諸先輩方はおっしゃりました。
大抵かなりの年上の方にご助言いただきます。
いやぁ、そうはいってもなかなかうまくいきまへんがな。
曲名だけ言うにしてもクラシックって長たらしいですからね。
ヴァイオリン協奏曲第1番 作品番号・・・
なんたらかんたら
長いんですよね。
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲より第3楽章
ケッヘルなんたらかんたら
曲名言うだけでも噛みそう。
ライブではほとんどしゃべらないそうな。
まあ、演奏、歌が良ければそれでよいという人も多く、
しゃべっていると
「そんなことどうでもいいから弾けー!」
という心無い一言が投げかけられることもあります。(本当です)
そういうコンサートはたいてい無料コンサートです。
こっちはMC時間と演奏時間を考えて
綿密にコンサートのスケジュールを立てているのです・・・
いやあ、、、苦手です。
書いたことを読むと、凹凸のない朗読になりそうで。
どちらか問うと単語、固定ワードを書いてそれを見て話します。
例えば「チャイコフスキーの花のワルツ」を演奏する前のMCだったら
チャイコ → 同性愛者の疑い
花のワルツ → くるみ割り人形(金平糖、中国など) → 12月
楽器 → ほんとはハープのイントロが印象的だけど今日はピアノで代替
みたいな。
そして今も、成功とはいえない。
そこまで作戦も練っていないが、ときどきコンサートを録画して見直す。すると、「うまくいった!」と言えそうなMCでも、その前後関係を見ると無駄が多かったり空気を読んでいなかったり、なにかしら問題をはらんでるんですよね。
とにかく人の心をつかむって難しいなあと常日頃思います。
楽器の練習と違って、ステージ上でしか練習にならない面もあります。なので本番でどれだけ失敗するかが上達のカギ、なんて思うこともあります。
(そういって、MCの自宅練習を怠っているかどうかは定かではない。)
音楽って、聴く人の心を飽きさせないためにいろいろ変化をつけます。MCは普段の会話ではなく、コンサートの中の限られた時間に「聴く」会話なので、音楽と同じようなアプローチが必要だと思うんです。
いやあ、難し難し。。。
ただでさえ、超絶技巧を披露する前とかは緊張してそれどころじゃないですからね。
ちょっと「こなれた感」も出てきましたが、
とにかく動作や声色など、いろいろ挑戦してます。
ほんとまだまだです。
頑張ります・・・としか言えない。。。
というか、補聴器の電源は落としたらあかん。
ここのイラストレーターもいいですね
https://illust-imt.jp/
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