YouTube LIVE をやってみて分かったこと、反省した点、使った機材など



本当は4人で演奏配信する予定でしたが、コロナウィルス緊急事態宣言を受けて、夫婦二人で配信することになりました。

ヴァイオリン2人なので伴奏がいないため
演奏する予定だった曲が難しくなり、
急遽予定曲のカラオケ音源などを用意して演奏しました。

終わってみて、自分なりに思ったことや反省点。
用意した機材や設定などをざっくり振りたいと思います。

用意した機材・ソフト

配信ソフト OBS

これはパソコンの中のデータや外から来る映像音声データを極めて自由に一つの画面に集約して配信できる超お手軽なソフトです。大体はみんなこれを使ってるんじゃないかな?配信の他に録画機能もあるので、何度か録画をして確認してから実行に移せるのは便利ですね。

公式サイト(無料)

Youtube LIVE

youtubeのアカウントさえあれば誰でもできます。
アカウントを持たずに閲覧したりする方もいるので、
これを機会にぜひ公式サイトに行って登録しましょう。
チャットで好きなアーティストのライブ配信で投稿できますよ。
公式サイト(登録・配信無料)

音量調整ソフト Autoformer

OBSに差し込んで使います。
小さい音とか大きな音のレヴェルの差をなくすために取り入れましたが、あまりうまく使えなくて四苦八苦してます。小さな音の入力の時にこのソフトが悪さをして消えてしまったのかな・・・。トークを調整してもらうのはいいんですが、ちょっと失敗してます。。。
何度か試して慣れていきたいと思います。

参考サイト 公式サイト(有料)

カラオケ音源

今回は予定になったのですが、カラオケを使うことになり、一番頭を悩ましたのは著作権でした。YouTubeで著作権問題(作品自体にかかる権利)はクリアしても
何せ、著作隣接権(音源制作者などの権利)が発生するので市販の音源は使えないため、自分たちのものを利用するしかないのでレパートリーがかなり限られてしまうことです。

スクリーンショット 2020-04-11 16

著作権はこのように守られてるので安心です

今回は急だったので自分たちのCDや僕の過去に作った打ち込みの簡単なカラオケと、桜のシーズンなのでせっかくだから森山直太郎の「さくら(独唱)」をピアノで打ち込んで臨みました。

独奏曲はクラシックに多くありますが、ヴァイオリン奏者は伴奏がないと有名なポップスや楽曲は様にならないため、この辺の問題はクリアしていかないとな、と思います。


機材編

画像の説明


オーディオインターフェース

パソコンの音声入出力の全てをまかす機材。
今回はカラオケ音源をパソコンで流してそのまま配信。
バイオリンはそれを聞きつつリアルタイムで録音配信。

ここで問題になったのが遅延、レイテンシーです。

パソコンの中から直接配信される音と、
一度外に出て奏者がきいて、それに合わせて出す演奏音は

かなりの時差が生じます。
耐えられないレベルです。

いろいろ解決策はあるのですが、
僕はDTM用にRME Babyface Proを持っているため、ループバック機能を使って時差なしで配信できるようにしました。

これは高いですが、ループバック機能でカラオケ配信はとても便利なのでやすくて定番のものを貼り付けておきます。
YAMAHA ( ヤマハ )AG03 配信用ミキサー オーディオインターフェイス

多チャンネル ヘッドホンアンプ

カラオケを聴きながら演奏するのですが、ヘッドホンが2チャンネル必要でしたので、つい先日録音の時に手に入れたものを使いました。これのいいところは手元に持ってきてそれぞれの奏者が自分の聴きたい音量を操作できることです。3000円ちょいです。
Amaozn

WEBカメラ

手持ちのデジタルビデオのHDMI出力を入れたいと思いましたが、動画に取り入れるにはHDMIキャプチャーが必要で(要はパソコンの中にデジタルで取り込む、みたいな?)20000円くらいしそうだったので、手持ちの1000
円くらいの狭角webカメラしかなかったしたのです。

名称未設定のアートワーク

広角が狭く4人演奏すると画面から溢れそうだったので結局広角120°のWEBカメラを買いました。ちょっと歪んでしまうのがたまにキズですが、ノーブランドでも機能十分だったので良い買い物でした。(結局今回は4人ではなく2人になってしまいましたが。。。)


通信

ルーターからWIFIで普段使っていたのですが、
途切れずに配信する可能性を大幅に広げるために
有線を選びました。
ケーブルアダプターを買いました。

結果はこんな感じです。

無線WI-FI

画像の説明

有線

画像の説明

ライブ中

スクリーンショット 2020-04-11 16

見た目

まず衣装や化粧などは最低限取り繕いました。
帽子は被りたかったのですが、顔が暗くなるのでやめました。

照明は明るめに。

他の方の配信、自宅での簡易録画などを見てると、みんな顔の照明が暗いんですよね。ホールは正面上あたりから照明が当てられてますからね。

自宅の配信でも正面から何かしら照明が当てられるとグッと印象が異なると思います。私のスタジオは天井照明にこういうやつがあったので(名前知らない)とても便利でした。

名称未設定のアートワーク 2
最悪、電気スタンドでもいいのでは?

トーク

複数名での配信だととても心強くて
だらだらとトークしやすくなってしまいました。
普段のライブと変わらない。。。
良いのか悪いのか分かりませんが、
時間をきっちり決めた有料ライブの場合はきちんとするべきでしょうね。

マイクがあったほうが、
「なんか喋ってる感」が出るので
個人的には伊達でも持っておきたい。

(後述)
「トークにはリバーブを加えない方が良い」というお客様からのご指摘をいただきました。やはりしっかりトーク用のマイクを設定した方が良いですね。演奏収録のマイクで一括・・・というのはあまりよくなさそうです。(インターフェースの入力チャンネルが少なくて動画で使用してるマイクは伊達ですw)

無料だからこそ

CD販売とか登録の誘致とか勧めやすいなあ。
いろいろこれからもやっていきたいので、
是非是非よろしくお願いします。

ざっくり紹介動画

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  画像の説明

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