DirectⅠ:ファンタム駆動マイク

失敗を踏まえ、まずは簡単なファンタム式マイクを作ろうということで
ShinさんのPA工作室から実験的な簡単な回路をお借りしました。
これなら俺も出来るかも!?

準備

DirectⅠ回路図

・パナソニックWM-61A(3線式改造)
・2芯シールド線MVVS-SP0.2(3m)
・熱収縮チューブ
・クリップ
・針金(ビニル被膜)
・金属皮膜抵抗(1/4w or 1/8w) 2.2kΩ×2
・金属皮膜抵抗(1/4w or 1/8w) 15kΩ×1
・金属皮膜抵抗(1/4w or 1/8w) 47kΩ×2
・電解コンデンサー50V10μF(ニチコン)×2
・ノイトリック3Pコネクタオス×1
・基盤(4×11穴)

マイク部製作

マイク心臓部はマイク製作過程①を参照にしてください。
このマイクを製作した時はまだマイクハウジングが出来なかったので以下のようになりました。

ちょっとゴムでごついです。

簡単に説明すると、
①マイクを改造して配線&ケーブル接続。
②クリップに針金を固定。
③マイクケーブルにくっつけて、一緒に熱収縮ケーブルでまとめて固定。

つまりマイク周りには金属によるグラウンドで包んでいないため、少し不安定です。
2芯シールド線もMOGAMIではなくMVVS(Kansai Tsushin Densen)を使用しています。
MOGAMIより音質が少し悪くなっているかも。

画像の説明 画像の説明 針金はフレキシブルの代わりですね クリップ付

回路

コンデンサーがでかい。コネクタに入るかなー

製作過程を記録に残していないため、できたものを少し剥いで写真を撮りました。
写真では抵抗も1/4wのものですが、1/8wの小さいものでも大丈夫です。

見ての通り部品が少ないのでコンデンサーにやや神経質になれば後は問題なし。

裏面。FetIIiに比べて単純なことが分かります。

マイク製作過程②にくらべて相当シンプルなので、ほとんど見たままつなげても出来てしまいました。
なのであまり美しくありませんが・・・
まあいいですよねww

完成

見た目そんなに悪くないかなー 見た目分からないのでラベルを張りました 楽器に装着してみました。 f字孔に近づけた方がいいみたいです

感想

第1に、ほんとに回路の製作が簡単でした。
トランジスタなどの精密な増幅器材を使わないので、神経質にならなくても大丈夫。

第2に、音質も悪くありません。

ファンタムは、よくある48Vではだめらしいので自作のファンタム電源27Vを使用します。
問題なのは・・・Fet IIiにくらべてハウリングしやすいです。
なんでかなあ、回路のせいなのかなあ??

最後までお読みいただきありがとうございます!
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  画像の説明

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