クラシック奏者が知らないポップス用語のあれこれ

僕は大人になるまでポップスにはかなり疎かったです。
自分の青春時代の曲を尋ねられても、ほとんど曲名を言えません。
(アニメなら普通以上に言えるw)

最近では小室哲哉氏が引退するだの不倫だの連日報道されていますが、学生時代はその名ですら「TVで聴いたことある名前」くらいの知識でした。


疎いから最初は苦労した

僕がポップスの世界に入っていったのは2012年ころだったと思います。それまでマイクとかアドリブとかほぼ無縁だったんですが、ふとポップスの世界に入った時に意味が分からなかったことを無差別に連ねてみようかなと。

コンデンサー

①まずはマイク一本で録音

コンデンサーマイクね。
もともと物理が専科だったので理屈はわかっていました。

ただ、音楽やるうえでは別のはなし。
最初の頃はそんなものつける必要があるの?てな感じです。

クラシックは基本、反響版で増幅して生音ですから。

ファンタム電源?
幽霊の電源がどうしたって?

本気でそんなこと考えてました。

僕らのヴァイオリン奏者の場合、多くは楽器に付けるアタッチメント型のピンマイクなんだけど、買うと高くて手が出ません。

だいたい2万円以上するので買うことができず、
最初のころは自作していました。
QBlog-20140202-1

いまではいろんな機材を買って遊んでるほど音響機材大好き(沼)

アコギ



「あこぎ」な商売ですなぁ、
くらいしかわからなかった。

アコースティックギターの略ね。
ギターすら疎遠でした。
ちなみに上の動画はフラメンコギター。
(フラギとは言わないようだ)


ミキサー

画像の説明

ミキシングコンソールの略ね。
食べ物を混ぜるあれじゃないよ。

使い方は全く分からず、でした。
ほんと最初は何も知らなかった。


グルーヴ感

画像の説明

クラシックで言えば、

  • rit
  • accel.
  • cresc dim.
  • legg. allarg.

など。
演奏の揺らぎや一体感をさす。

クラシックだと
そこのrit.の感じをもう少し強くしてさあ
ポップスだと
そこのグルーヴ感、もっとカッコよくしよーぜ

みたいな(かなり適当な表現です、ごめんなさい)

ポップスは基本的にテンポが一定のことも多いのでグルーヴ感は完全に「ノリ」のことを言っている感じがして自然だ。

クラシックの場合は無理やり作っているようにも感じるときがある。


サビ

画像の説明

マジで言ってるからね?
マジだからね?(2回言った)

サビって酸素結合した鉄の部分のことしか知らなかったです。
しかも致命的なのが演奏の仕事をしていても
ポップスの仕事をし始めるまで全く知らなかったです。

同様にAメロ、Bメロ、ブリッジなども知りませんでした。
クラシックは提示部、展開部、再現部ですww

イントロくらいはIntroductionで英単語としてすぐわかりましたが。


コードネーム、発音

画像の説明

まず発音がおかしい。
イギリス式かアメリカ式化で違ってくるんだけど
基本アメリカの発音になる

A-B-C-D-E-F-G

Classic(独)
ア-ベ-ツェ-デ-エ-エフ-ゲ-
Pops(米)
エ-ビ-シ-ディ-イ-エフ-ジ-
イタリア
ラ-シ-ド-レ-ミ-ファ-ソ-
日本語
いーろーはーにーほーへーとー

特にA、B、Eの発音がごっちゃになる。

Bなんか特にひどい。

ドイツ(Classic)だとロ長調(Si)をH ハーと表記するが
フラットをつけるとB(変ロ長調)ベーと呼ぶ
アメリカはB ビーか、B♭ ビーフラット

とにかく仕事の現場で使い分けてる自分へエールを送りたいほど。

major /dur
minor / moll

なども混同する。


サスティン



演奏の持続音のことね。
ピアノやウッドベースのピチカートなどは1音ずつ消えていくのでサスティンが短い。ヴァイオリンは半永久的に弓で発音できるから、サスティンを長くできる。

クラシックやっているときは、音符の長さやリタルダンド(rit.)などでしゃべっていたから、この辺がちょっと違和感があった。

要はPOPS全般の演奏系用語だね。

  • N.C.
  • フィル・イン
  • フィル・アウト
  • ブレイク などなど


ちょっとあそんで見た

画像の説明


以上ですね

何か思いついたら追加するかもしれません。

それでは!

最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事が気に入ったらシェアをお願いします。

  画像の説明

Total:3182 Today:1 Yesterday:3 Now:2

コメント


認証コード8750

コメントは管理者の承認後に表示されます。