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バイオリンは僕にとって仕事道具です。
愛する骨董品ではないため、
値段を言ったり自慢したりすることは
基本的に必要ないと思っています。
たとえ数万円のものでも、お客さんが感動したらそれでいいんです。
プロの道具って定番は確実にありますよね。
例えばイベントやレコーディングで使用される音響機器。
僕はそっちの世界も好きなのでだいたい値段がわかってしまいますが、
例えば「題名のない音楽会」でオーケストラに使用されている
値段はこちら
あれ、1つ数十万円しますよ。
マイクだけで総額、数百万円します。
ミックスの機器も一つ一つが数十万円します。
有名な作曲家に依頼するときの
3分くらいのフルオーケストラによる校歌アレンジ料。
大工さんの使う工具、電子部品。
店を構えるときに出すデカイ看板。
本格的なウエブサイトによるネット販売委託制作および維持費。
どれもコレも、大変な高額です。
必要なものです。
プロとして、安定感のあるものを使用します。
安いものは、基本的に使えません。
高いか安いかは人それぞれの基準ですので
音を聴いて判断して、予想する。
楽器の音がある程度わかるには知識と経験とセンスが必要です。
楽器店に通って聴いてみたり
様々なコンサートに足を運んだり
そこで、なんとなくわかってきます。
それでも安い楽器の音色の方が好きな場合
その方は、安い感性を持っているのでしょうか?
そんなわけではないです。
その演奏者やその楽器の音色が好きなだけです。
音楽なんてそんなものです。
ちなみに、世界最高峰のオーケストラであるウィーンフィルの団員は、
団から500万円相当の楽器をレンタルして使っているそうです。
安いんでしょうか?
高いんでしょうか?
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