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前回のブログの【Artiphon Instrument 1を触ってみました。ヴァイオリン奏者としてのレビューです。】の続きです。
Leap MotionというVR用のデバイスとArtiphonを組合せたらヴァイオリンを弾くように作曲入力出来ないかという試み。
https://www.leapmotion.com/
VR用のデバイスですがGECOというソフトを使ってLeap Motionで読み取る連続データをDAWのオートメーションとして出力できるようにできるソフトを使います。
つまり実際にヴァイオリンで弓を動かす動きを、コンピューター音楽でいう仮想ヴァイオリン音源で弓を動かすプログラムとリンクさせるという感じ。
音源:SWAM VIOLIN
リープモーション。奥が深い、、、自分用に育てるには時間がかかりそうですが、ここまでほんとすぐにやれるようになったのはt1さんのおかげ。 pic.twitter.com/SRCuMjuz9N
— 松本一策🎻宅録もできるヴァイオリン奏者 (@issaku_m) May 8, 2019
この動画の何がすごいというと、スタッカートやレガートやアクセントをすべて弓の動きだけで制御して音に出している、という点です。弓の圧力、速度でほとんど区別できるのです。
普通、デジタル上の音源はスタッカートならスタッカートのサンプル音、アクセントならアクセントのサンプル音を個別に収録して制御するのですが、どうしてもそれをつなげると不自然な音になってしまって【打ち込み臭い音】担ってしまうのです。
参考にしているのはSNS上で知り合ったt1(@soppypopsy)という方で、仮想ヴァイオリン音源とLeap Motionについて詳しく研究されており、Leap Motionを用いることで打ち込み音楽を生にかなり近づけています。
その研究結果はDTMのソフトや機材の大手 Media Integrationでも認められて、たくさんの記事を書いていらっしゃいます。
Vol.0 / Vol.1 / Vol.2 / Vol.3 前編 / Vol.3 後編 / Vol.4 / Vol.5
ヴァイオリンの左手を模したMIDIコントローラーがほしい!
って思うのはヴァイオリン奏者としては当たり前の発想ですよね。
大抵のヴァイオリン奏者はピアノを習うのですが、僕はほとんど習わず、大学の入試も独学で1年やっただけ。ほんとにピアノが苦手なのでいつも苦労してます。。。
Artiphon Instrumentがその手助けになってくれないかな。
とここ1年くらい夢見てました。
それでは、両者がそろったので早速接続して試してみます。
これは!?良いのでは!!?
って思う人も多いと思います。
実際良いと思います。
Leap Motionはほんとに極めれば良い点が多く見えます。
ただ私の環境では辛い点が有りました。
前の記事でも書いたのですが、もともとギター用のフレット音程幅であることと、windowsにインストールしたソフトだとカスタムがうまく出来ず、使いにくいこと。これ致命的。(結局上の動画ではギターのフレット間隔のまま演奏してます)
要は運指のタイミングと運弓のタイミングですね。
これがうまく行かない。
練習あるのみですが、このままの条件ですとかなりリアルとはかけ離れています。
まあ、そもそも擦弦しないので宙に浮いた感じです。
プロヴァイオリン奏者だからこそ辛いかも・・・
これも前の記事で書きましたが、わたしのStudio Oneではピッチベンド入りません・・・。
だれかヴァイオリン型のリアルMIDIコンを作ってください。
おしまい!
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