- オケ勢であり中低音好きの私からすると2ですね!
- 音源環境下の話でしかないんですが、ヴァイオリンの低音は大抵「鋭すぎる」ので、中域を膨らませる役割はヴィオラにお願いしてますね
- 五弦バイオリン、という選択肢を最近知った
- 2です。(元ヴィオリスト(初心者)の意見です)
ヴァイオリンともまた違った、暖かいような渋いような音色が好きで。ヴァイオリンやるつもりでサークル入って、音色聞いて、ヴィオラ選んだ変な人ですから。(当時から作曲はしてたので、内声パートの重要性も理解した上での選択ってのもあります)。 - ヴィオラマニアックすぎる・・・
- ぼくは圧倒的2番(*´꒳`*)生ヴィオラの高音の甘さは筆舌に尽くしがたいものがありますよね(*´艸`*)
- 弦楽四重奏でバイオリン×3、チェロなんてことはよくある。だってバイオリンの方がDTM音源だとはるかに音良いし。
- は?ハ音記号?
ヴィオラの存在意義
どうも、ヴァイオリン弾きの松本一策です。
とあるSNSでクリエイター中心にこんな投げかけをしました。
ヴィオラ音源を使う人、または宅録を依頼するかたへ
1.ぶっちゃけ低い音が出ればヴァイオリンで良い
2.ヴィオラの渋い音が欲しい
正直どっち?
意外と反応がありました。
なかにはこんな人も・・・
ヴィオラの高音が好きすぎて、こんなん書きました(すこ)
— Klang (@Klang0812) 2019年3月12日
このソリストさんが、イベールのヴァイオリン協奏曲を移調せずヴィオラでやっちゃうような方だったので実現しました(*´꒳`*) pic.twitter.com/q3rdPIaa0N
僕もしょっちゅう使っている
いや、【利用】している
僕は弦楽四重奏などの室内アンサンブルやオーケストラなどのアレンジに携わってきていろいろやりましたが、アレンジャーの観点で行くとヴィオラは【使いやすい楽器】になりますね。
高音域がきつい
これは個人差がありますが僕はこういうイメージ。ヴィオラの人がBGMで高音域ばかり使って演奏していると「音の圧が強い」という意見を聞きます。これは環境や奏者によっても差があるのですが、主旋律をヴィオラのA線に常に演奏させるということは、音色について問題が出てくる例です。
もちろんヴァイオリンでも同じことが言えます。E線ばかりだと厳しい。
ただこれは使い方次第。
音色の変化、感情表現の幅として使えるし、あまり鳴らない低音域(C線)ははっきり物を言えないモヤモヤ感として使える(個人差あり)
弦楽四重奏
だと対旋律、複旋律に使いやすい。セカンドバイオリンだと音色が変わらないし、チェロを使うとベースラインが崩れるので汎用性が薄いんですよね。チェロが旋律性として目立つには他に低音を任せられる楽器があるか大きな編成でないと楽曲が安定しないんですよ。
↑のように、僕のアレンジだと第2ヴァイオリンは基本的に第1ヴァイオリンの補佐的な扱いをすること多いです。音域によって役割はヴィオラとトレードしますけどね。
バイオリンとは違う音色
でなおかつ中音域の痒いところに手が届くけど、チェロの音色になってほしくない、そういう音域。ヴァイオリンで届かない音の補佐的な・・・
(そのFの音がほしいんだよ~!!)
いろいろやれるけど、いろいろ不器用
低音域の量はたかが知れてるし、高音域も不安定。
いろいろ難があるけれど無きゃないで困るやつ。
それがヴィオラ。
チェロにもヴァイオリンにも負けるけど、
無きゃないで困るやつ。
ヴァイオリニストが「ヴィオラの渋い音がすき」といって専科転向口として門が意外と広いヴィオラ。
ヴァイオリン奏者に比べて圧倒的に絶対数が少ないので、うまくいけばアンサンブル系の仕事に困らないヴィオラ。
ヴァイオリンほど楽器の値段にとやかく言われないヴィオラ。
【ヴィオラジョーク】と言われるくらい、いろいろな逸話がある楽器で、オーケストラの数ある楽器の中でも郡を抜いてその存在価値について問われ続けています。
僕はそういうイメージですね。
久石譲さんも
ヴィオラジョークで1枚CDを出しているくらいです。
僕もしょっちゅう使うから
多分ヴィオラを愛してるんだと思う
ソロ、合いの手、厚み、弦楽。
奏者としての視点ですがライブ、レコーディングの用途として幅広い。ヴィオラ奏者は基本的にヴァイオリンを持ってるしヴァイオリンが弾けるので同じことが簡単にできるのではないか?
ヴィオラ持ち替え
音大の教育課程でヴィオラを副科扱いで実習を受けているヴァイオリン奏者はかなりいます。僕もその一人ですが、大学の教育では半年触っただけでした。
演奏曲もはっきり覚えていて
- チャイコフスキー 弦楽セレナード
- ブラームス ヴィオラ・ソナタ
- ヨハン・クリスチャン・バッハ ヴィオラ協奏曲
です。その時は大学に楽器を借りて弾いていたし、ただの単位取得のためだけでした。というか専科の方の練習が大事でしたから(きっぱり!
ヴィオラを買ったのも働きだしてから。
掘り出し物市で値段の割にものすごい良いものを見つけたので特に使う予定もなかったけど即決で買いましたねww
買えば使う
お金出して買ったものは利用しなければなりません。
自分が演奏するアレンジ楽曲にもふんだんに取り入れ、使いますし、依頼演奏でヴィオラが必要なときに引き受けることができるようになりました。
最近ではレコーディングで大活躍です。
自分のライブでは同じ楽曲の途中で持ち替えをすることも多く、ハ音記号とト音記号を往来するのが日常になってきました。
もう完璧に元は取りました!
プロオケバイオリン奏者でも即座ビオラ持ち替えで初見で演奏出来る人は少ないんじゃないかな。鍛えれば誰でもできると思いますけど。普通のプロ奏者には持ち替えの必要性がないですからね。
というか・・・
- ピアノ → 鍵盤ハーモニカ
- フルート → ピッコロ
- オーボエ → アングレ
- クラリネット → サックス
みたいに音域違ってもだいたい同じ奏法で持ち替えが当たり前になってるのにヴァイオリンの人は現場で持ち替えをしないのっておかしくないですか?
オーケストラでいきなり第一ヴァイオリン奏者がヴィオラに持ち替えて、ヴィオラ奏者がヴァイオリンに持ち替えたら、めっちゃ面白いと思うんだけど。
まあ、やらないと思いますけどね。
とくにヴァイオリンの人は現場では持ち替えない。
「音程が・・・」とか必ず苦情がきますので。
企画者の方は気をつけてください。
それでは。
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